甥っ子、姪っ子ちゃんたちと約束していた能登島水族館から今回は早々と帰ってきて実家で皆でゆっくりくつろいでいました。
そんな時、少しカタカタ…。と揺れたかと思うと家族の携帯の地震警報が一斉に鳴り出しました。
「え?地震?」と思っていたらドンッ!と下から突き上げる感じがしました。
その後ガタガタ揺れ始めたのですが1回目は「結構大きな地震がきたな。」とは思ったのですが時期におさまるだろうと思っていました。
しかし、休む間もなく2回目の地震。
次は更に大きい地震でドーンッッ!!!ガタガタガッタ!ガッタ!ミシッ…!ミシッ…!ギシィッ…!と立っていられないくらいの強い揺れが…!
そして揺れる時間が凄く長い。
携帯の地震警報の音が何度も一斉に鳴り余計に恐怖心を煽ります。
流石にこれ以上強い揺れが続くとマズイ…家がもたなくなる…!!という言葉が頭をよぎります。
ぐっる!ぐるっ!と回るような気持ちの悪い大きく強い揺れ。
13年前?14年前?の能登沖地震とは違う、くらべものにならないくらい大きく酷い地震でした。
ようやく揺れが少しおさまり家の中を見渡してみるとめちゃくちゃに物が散乱し、和室の電気のカサは落下寸前。
神棚の榊󠄀は落下して花瓶は割れ床は水浸しです。
一緒にいた甥っ子、姪っ子ちゃんたちも「怖い…。」と口々につぶやきます。
家のクロスもボロボロです。
柱付近に至っては地震の揺れに耐えた跡が。
幸い家の窓ガラスは割れることなく無事でしたが衝撃で外の網戸が外れてしまいました。
一部瓦も落ち、割れてしまっています。
また給湯器からは煙が上がり、おそらくどこか損傷して使い物にならなくなってしまったのだろうことが予想できました。
地割れで水道管が丸見えです。マンホールがあるコンクリートも浮き上がってしまっています。
しばらくしたら家の付近を何代もの車が通ります。
…津波です。
私の実家は比較的まだ高い方にあるので津波に関しては問題ありませんが海の近くや平地に住んでいる人達が避難してきています。
その間も何度も何度も余震は続き、「家にいるのは危険」と判断し、安全な場所へ向かいました。
と言ってもお店の駐車場とかしか安全な所はなく、何十台もの車が避難してきていました。
「寒い…。」暖かい格好をしても北陸の冬は寒いです。2〜3時間ほどいたでしょうか?
地震直後よりも余震の回数が減ってきたので一度家に戻ることにしました。