今晩は「フラワームーン」だそうです。
花が咲き乱れるこの時期に由来した満月の名前だそうです。
看護師の親友からのLINE。
「月が綺麗だよ~。見てみて。」というお知らせでした。
外に少しだけ出てみると…本当に綺麗…。
誰もいない静かな街。静な夜。
まだ風が冷たいけれど月明かりが優しく街並みを照らしているのをしばらく眺めていました。
…そして…あぁ良かった。彼女も元気そう。
しばらく連絡がなかったから心配していました。
(多分そんな余裕がなかったんですね。)
石川県の医療機関もコロナウイルスの影響を受けかなり逼迫した状態だそうです。
医療機関でありながら配布されるマスクは週に1枚。防護服もフェイスシールドも足りない状態。
そして各科から1名ずつ看護師を感染症病棟へ配属するようにとの要請を受けている状態だそうです。
家族持ちではなく独身者が率先してこの要請をうけなければならない状況に周りもなんとも言えない複雑な気持ちだという事です。
新聞では「受け入れる準備ができた。」と書かれていましたが実際にはおそらく準備なんてできていなかった。
ただ要請を受け入れなければいけないほど周囲の総合病院が逼迫した状態だったのでしょう。
総合病院という人数の多さからも確保が困難になるのかもしれませんが、せめてマスクなどの医療物資の確保だけでもなんとかならないものかと胸が痛みます。
そしてついに私の親友が働く病院でもコロナウイルスの感染者を受け入れ始めました。
彼女は感染症の病棟勤務ではありませんがこの事態が長引けばどうなるかはわかりません。
彼女は本当に大切な友達。
私は願う事しかできませんが、どうか彼女が元気でありますように。彼女が安全でありますように。
なによりもこの事態が1日でも早く終息しますように。
よく見てみるとうっすらと光の輪ができています。
「月暈」になっていますね。
月暈は「良いことが起こる前兆」だといいます。
柔らかな光が希望の光になりますように。