垂れ桜です。
今は花が散って葉桜になっていますので観られたい方は今年ではなく来年の春に金沢にお越し下さいね。
家から徒歩4~5分の所にある垂れ桜ですが毎年とても綺麗に花を咲かせています。
コロナウイルス対策、今回は「お薬」についてです。
痛み止め、解熱剤を使用したい時にロキソニン、イブプロフェン配合の薬剤使用をやめましょう。
(市販薬ではバファリン、イブなど)
もしコロナウイルスに感染していた場合にロキソニン、イブプロフェン配合の薬を飲むと体内でウイルスが増殖する事がわかっています。
ただし、発熱が続くととにかく体力を奪われてしまいます。
痛み止め、解熱剤を使用したい場合はカロナールを使用しましょう。
カロナールであれば熱を押さえ込みコロナウイルスの増殖がみられない事がわかっています。
グラム数にもよりますがカロナールは小さなお子さんの発熱時にも使える薬剤です。
普通の風邪なのかコロナウイルスによる発熱なのかわからない時に使う解熱剤としてカロナールは安心して使える薬剤の1つなのではないかと思います。
②アビガンがあれば感染しても大丈夫なのか?
日本政府はコロナウイルスに対して「アビガン」の使用を始めています。
ではアビガンとはどんな薬なのでしょうか?
私が把握している情報ではアビガンは本来インフルエンザ対策の薬剤として生産されていたそうですが、マウスの実験によると胎児に奇形がでたりと副作用に問題があり、まだ検査段階の薬剤です。
そのため、アビガンは胎児に奇形が出る可能性がある事から妊婦さんには使えません。
また70歳以上の糖尿病を有する方には効かない事がわかっています。
コロナウイルスは心疾患、糖尿病、呼吸器疾患のある方は特に重症化が進みやすいと言われています。
アビガンを使用できたとしても絶対に助かるという見込みがあるのかは疑わしいところです。
感染してもアビガンがあれば大丈夫。と考えるにはまだ早すぎる段階ではないかと思います。
なによりもまずは感染しない事、うつさない事が重要になります。そういったリスクのある場所に身を置かない事が必要だと思います。
GWに向けて旅行予定の方がまだまだたくさんいらっしゃるとテレビで報道されていますがGWは来年もあります。
遠方まで足を伸ばさなくても気が付かないだけで幸せや楽しみはわりと側にあるかもしれませんよ。
こんな時です。どうぞご自身や大切な方の健康を守るためにも自粛をされてください。
垂れ桜とソメイヨシノのコラボです。